列島ニュース (佐賀局 昼のニュース)
佐賀県は旧佐賀藩の藩主が佐賀城で私邸として使っていた「奥」と呼ばれる空間で、どのような生活を送っていたのかを探るため来年度以降、本格的な発掘調査を行うことにしている。旧佐賀藩の佐賀城本丸御殿は明治時代に解体されたあと、現在は一部が復元されているが、10代藩主鍋島直正が私邸として使っていた「奥」と呼ばれる空間については未解明となっている。発掘調査は、2018年以来で来年度から数年かけて風呂や建物の遺構、私生活で使っていた道具のほか庭園の植物や生き物なども調べる計画。