侵攻3年 日常いつ戻る…停戦交渉の焦点は/ウクライナ“停戦交渉”焦点は「領土」/「領土」めぐる世論は/「領土交換」の現実味

2025年2月23日放送 8:12 - 8:16 フジテレビ
日曜報道 THE PRIME (ニュース)

ウクライナの停戦交渉を考えていく中で焦点となりそうなのが領土問題がある。プーチン大統領は停戦交渉を始めていく条件としてウクライナ軍が東部と南部の4つの州から撤退することとしている。現状、領土どうなっているのか。ロシアはウクライナの東部と南部のルハンスク州、ドネツク州など4つの州のエリアを制圧して一方的に併合したと宣言している。ただ境界線に当たるエリアでは現在も重要な戦闘が行われている状況。2014年にクリミア併合があり、これらを含めて2014年よりも前の国境線を取り戻すとゼレンスキー大統領は掲げている。ウクライナ国民はどのように考えているのか。ウクライナの世論調査でいかなる状況でも領土を放棄すべきではないという声、2022年の9月段階では87%だったが、昨年の12月には51%までに減っていて減少傾向にある。これと反するようにして和平達成のため領土の一部を放棄してもよいという声が2022年の9月は8%ほどだったが、昨年の12月には38%と増加傾向にある。和平交渉が実現した場合に領土はどうなるのか。ゼレンスキー大統領は「われわれは、ある領土を別の領土と交換するつもり」と話している。ある領土というのはどういうことなのか。ある領土と言っているのはロシア西部のクルスク州。去年の8月にはウクライナ軍がクルスク州を攻撃して州内の一部を占領している。クルスク州の占領した一部とロシアが占領している部分を交換するというがロシアのペスコフ報道官は「ロシアは領土交換について議論したことはなく今後も議論することはないだろう」と述べている。


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