ノンストップ! PARIS 2024
日本時間のきょう未明に行われたスケートボード・女子ストリート決勝。予選を通過した上位8人で争う。日本は吉沢恋、赤間凛音、中山楓奈の10代トリオが躍動。前半自由に滑走する「ラン」を終えた時点で日本選手3人が上位を独占。後半、5本滑り、最も得点の高い2本の合計得点を競う「ベストトリック」は大技の成功が勝負を分ける。1本目、赤間凛音がボードを270度回転させてからレールを滑る大技を決め、90点台の高得点をマーク。吉沢恋は着地でバランスを崩して失敗し、得点0点。中山楓奈も大技を狙うが失敗。日本勢2人が得点を得られない苦しい状況。赤間凛音は2本目も80点台を出してトップとなった。しかし、吉沢恋はここから世界ランキング1位の実力を見せた。プレッシャーのかかる中の4本目、ボードを縦横に同時に回転させてからレールを滑る大技を決め、高得点をマーク。逆転で1位となった。最後の5本目も高得点をたたき出し、金メダル。赤間凛音は銀メダルを獲得。日本人選手がワンツーフィニッシュ。吉沢恋がメダリスト会見に向かう途中、家族と遭遇。素顔を見せていた。