ひるおび! (ニュース)
2024年ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされている言葉の中にも入っている「マイナ保険証1本化」についてスタジオ開設。現行の保険証は、来週月曜日から新規発行が停止となる。ただ有効期限が残っている保険証は最長で1年間使うことができるという。そしてマイナ保険証を持たない人には保険証の代わりとなる「資格確認書」が配布される。現行の保険証の有効期限については、国民健康保険などは表記されており期限切れまで使用可能。社会保険など有効期限の表記がないものは来年12月1日まで使用可能となる。マイナ保険証の利用状況について、マイナンバーカードの保有率は75.7%でうち約8割がマイナ保険証登録済。しかし利用率は15.67%となっている。マイナ保険証のメリットとしては、本人の同意があれば病院などで今まで使った薬の情報がデータ共有され避けるべき投薬を回避することができ、過去の特定健診結果も共有される。また救急搬送時の搬送先の選定などにも活用可能となる。口頭ではなくデータで伝えることができより良い医療を受けることができるというメリットがあるという。ただ、まだ利用は広がっておらず、街の人からは「トラブルはないが不信感は拭えない」という声や「紐づけはしていますが病院によっては使えずまだ使えていない」などの声がきかれた。患者数1日約100人といういとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長によると、マイナ保険証の利用は1日4~6人とのことで、名前が一部表示されず患者のスマホでマイナポータルを確認してもらうこともあり10~15分時間がかかることや、記号が誤表示され保険証で確認する作業が増える場合がありメリットは少ないとコメントしている。