シューイチ 田辺大智リポート
東京・千代田区にある「食堂新」では、国産米からカルローズ米に切り替えているという。国産米は1kg750円ほどだがカルローズ米は580円ほど。今週3回目の入札が始まった備蓄米は、価格高騰への切り札とされている。対象は一昨年収穫された青森県産のまっしぐらや、山形県産のはえぬきなど10万トン。現在米の価格は過去最高値を更新中で、5kgあたり平均で4217円と15週連続で値上がりしている。価格が下らない理由は放出された備蓄米が行き渡っていないこと。インテージの調査によると朝食に米を食べる傾向が徐々に減る中、シリアルを食べる傾向が増加。昼食ではパスタを食べる傾向が増えているという。