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今夜取材に応じた”コメ担当大臣”こと小泉農水大臣。昼にはSPを伴い都内のスーパーを視察した。4分ほどでコメ売り場を後にし、次に向かった先は精米店である。掲げた目標は備蓄米”5キロあたり2000円”で店頭に並べると強調。秘策は備蓄米の「随意契約」で小売店に直接売り渡せるのだという。「まずは30万トンを放出しさらに需要があれば無制限に放出する」とし、また「売り渡し先は大手小売り」とする考えである。さらに小泉大臣が頼ったのは楽天グループの三木谷浩史社長である。三木谷社長は随意契約に参加して”ネットで備蓄米を販売”する意向となる。基本的に玄米で保管されている備蓄米を白米にするためには精米作業が必要となるが、玄米で売る場合は精米機とセット販売する案もあるという。ただ都内の米店の店主は備蓄米を精米する難しさを「新米と備蓄米では水分量が異なるため精米の加減調節が難しい」と語った。また”2000円の備蓄米”が流通すると「価格の二極化が起こる」とみている。