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小泉農水大臣は今回売り渡す予定のコメが上限に達する見込みのため随意契約の申し込みをいったん休止と発表。今後買い入れを希望する業者には2021年産米で良いか意向を確認。大手小売業者ではない町のスーパーや米店を対象に早ければ今週金曜日に随意契約の申し込みを再開したいとしている。おととい開始した備蓄米の随意契約。申請企業は増え続ける。1万トンの備蓄米を申し込んだアイリスオーヤマはきのう小泉大臣と面会。アイリスオーヤマは早ければ明日にも宮城・亘理町の工場に到着し来週月曜日にも販売の見通し。随意契約の申請を行ったのは約70社。イオンやドン・キホーテなどを展開するPPIHなどは1万トン以上の数量を申し込んでいるという。来週にも5キロ2000円台で販売される見込みの備蓄米。今後、コメの価格帯は三極化する見通し。随意契約で放出される2022年と21年産の備蓄米は2160円程度。ブレンド米は3924円、コシヒカリやひとめぼれなどの銘柄米は4469円。街の人はどの価格帯のコメを買うのか?100人中、一番安い備蓄米を買いたいとしたのは34人、ブレンド米は22人、銘柄米が最も多い44人という結果に。備蓄米の課題の1つとなっているのが精米。政府からは玄米の状態で提供されるため精米や袋詰は業者で行う必要がある。この課題について小泉大臣は「うちの精米工場あいてるよという申し出が出てきた。日本酒業界、そこのマッチングを農水省も努力することでクリアするところはクリアしたい」と述べた。