スーパーJチャンネル (ニュース)
随意契約の対象となっていなかった中小スーパーや米店への説明会が先程行われ1000人以上が参加した。午後4時半から始まったオンラインの備蓄米売り渡し説明会では、開始時点で参加者が超えていた。今回大きく違うのは価格と時期で、大手に売り渡したのは2022年米の古古米がメインで5kg2000円になる。中小が仕入れることが出来るのは2021年産の古古古米で、価格は5kgで1800円前後になる予定。大手が仕入れた備蓄米は今日から届き販売を始めたところもあるが、中小は明日申し込みを開始し引き渡しは順次となっている。それ以外の申し込みや受け渡し方法は前回と同じ。横浜市の米店すえひろの荒金一仁代表は、想定されるのが1トンと考えていたが農水省の最低引き渡し量は10トン・12トンの倍数などとなっており町のお米屋さんでは厳しい、次回あるなら参加したいが条件を緩和しないと厳しいと話した。小泉農水大臣は今日、中小に流通する古古古米を試食。2024年産、2023年産、2022年産と食べ比べたがどれもおいしくいただけると話した。日本総合研究所の三輪泰史氏は、扱いたい事業者は非常に手があげやすくなった、一方で輸送を効率的に行うなどが今後のポイントだと話した。