午後LIVE ニュースーン SOON相撲部 番外編
元貴景勝の湊川親方は今月上旬に断髪式を行い、29歳の若手親方として次の場所に挑む。断髪式が行われた国技館にはたくさんのファンが集まった。湊川親方に話を聞いた場所は自分の原点と話す埼玉栄高校。恩師の山田道紀監督の言葉が相撲人生の原点になったという。謙虚に相撲と向き合えという言葉を胸に番付を上げていった。大きな転機となったのは新大関としてむかえた場所。4日目の相撲で右膝を痛めて休場、2場所で大関の座から陥落することになった。大関に戻れなければ最も短命な大関となってしまうという重圧がのしかかった。休場中に埼玉栄高校で稽古を行った。母校の寮に泊まり込んで高校生とともに2カ月間生活をするという異例の選択をした。山田監督と同じ時間を過ごすことで自分の原点を見つめ直していった。復帰した場所で10番勝たなければならない9勝2敗でむかえた12日目、10勝目をあげて大関に復帰した。
