大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
山梨県側の「吉田ルート」では午後4時~午前3時まで入山ゲートを閉鎖している。さらに登山者は1日4000人に制限し1人2000円の入山料を徴収。一方静岡県側の3つのルートである須走、御殿場、富士宮ルートは登山者全員に対する事前登録システムを運用したが任意。入山料なども任意となっている。7月1日から9月8日までの死亡事故は山梨県が3人、静岡県が6人の合計9人。去年は4人だったので2倍以上となってしまっている。な亡くなる方が増加した背景には2つの要因が考えられる。1つ目は頻発するゲリラ雷雨。救助に向かうのに時間がかかり、助けられなかった可能性もある。2つ目は静岡県側の登山者が増えたこと。今年のお盆休みだけで見ると去年と比べ山梨県側は1割減っているのに対し、静岡県側は5割増えている。特に人が増加した「富士宮ルート」は全体的に傾斜が急で岩場も多く、けが人も相次いでいる。山梨県の長崎知事は5日、規制の効果について「危険な弾丸登山は相当程度いなくなった。」と評価をしている。一方で「規制の水準、規制の在り方はできるかぎり統一されるほうが望ましい。静岡県とも相談しながら考えていきたい」としている。静岡県 富士山世界遺産課に伺ったところ山梨県と同様にゲートを作り通行時間を規制し、入山料の徴収と登山者を登録する義務化を検討しているという。地元関係者と協議しながら来年度の導入を目指すとのこと、などと伝えた。