NHKニュース7 (ニュース)
公明党は、辞任する意向を表明した石井代表の後任に、斉藤国土交通大臣を起用する方向で調整を進めている。公明党は、衆議院選挙で選挙前から8議席減らして24議席の獲得にとどまり、石井代表も議席を確保できなかったことから、おととい、責任を取りたいとして、代表を辞任する意向を表明した。これを受けて公明党は、石井氏の後任に、斉藤鉄夫国土交通大臣を起用する方向で調整を進めている。斉藤氏は、第2次石破内閣が発足した場合、国土交通大臣を退任する見通し。斉藤氏は、衆議院広島3区選出の当選11回で72歳。建設会社での勤務を経て、1993年の衆議院選挙で初当選した。これまでに党の幹事長や環境大臣などを歴任し、現在は国土交通大臣とともに、党の副代表を務めている。公明党は今月9日の臨時党大会で新たな執行部を発足させ、党の立て直しに取り組むことにしている。