函館 イカ不漁”朝市名物”に打撃/さきいか乾燥機で”新名物”/養殖 高温から魚守る”沈むいけす”/最新 この先3か月 暑さ厳しい

2025年8月19日放送 17:21 - 17:29 TBS
Nスタ 井上貴博のきょうのイチバン

スルメイカに深刻な不漁が続いている。解禁日の漁では水揚げがゼロで初競りが取りやめになった。森寿司の森谷和将さん
は、スルメイカはほとんど出回っておらず価格も平年の3倍くらいなので塩辛を作る分しか仕入れず握りに回せないとしている。函館朝市の名物である元祖活いか釣堀では当日にならないとオープンできるか分からないという。今日は入荷が70杯だが午前7時に開店して9時前には終了してしまった。去年の対応策はエビ釣りだったが、今年はエビの入荷も少なく週に1~2回なので釣堀の運営ができない。さきいかなどを製造している山一食品の吉村直人常務取締役は、イカは漁獲量も減り高級品になりすぎてしまったと語っている。山一食品では10年前に中国に視察に言った時に見た干し芋を思い出し、さきいかの乾燥機を使って干し芋の製造・販売を始めた。北海道では気温上昇に伴いサツマイモの生産量が増加している。ブリ・カンパチの養殖についてニッスイは、台風などの波浪対策が近年の水温上昇への対策にも役立っているとしている。いけすごと20mほど沈めるというもので、元は台風による波浪の対策だった。これを夏場に使うことでいけす内の水温を養殖の適温である25℃程度に保つことができる。3か月予報で11月までの平均気温を紹介。平年よりも気温が高くなる可能性が3か月とも高い。


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