労組と弾圧 ~関西生コン事件を考える~

2024年9月9日放送 1:29 - 1:36 TBS
ドキュメンタリー「解放区」 労組と弾圧 ~関西生コン事件を考える~

1980年4月、国鉄などの労組による全国ストライキを翌日に控えたときのニュース映像では、電車が動かなくなるため会社に泊まり込む人やビジネスホテルに止まる人が溢れていた。ストライキが日常であったころから半世紀近くが経ったいま、労働運動への国民意識は大きく変わった。今尚、労働者の権利を訴え続けている全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部「関生」はかつては関西最強の労働組合と呼ばれていたが、2018年に警察による強制調査が始まり81人が逮捕され、大規模の国家権力の介入となった。
生コンクリートは砂利・砂・水・セメントを混ぜ合わせ作られる。生コン運転手の松尾は全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部「関生」の組合員であり、当時はセクハラを受けていたが組合の人に相談したらすぐに応対してくれたのだと語った。松尾が生コン業界に入った頃は生コン価格が安定し給金も上昇していた時期であり、2000年代の始めには生理休暇など女性労働者の権利を獲得していた。しかし生コン運転手の労働条件が向上するまでには過酷な闘争の日々があった。


キーワード
ストライキ日本国有鉄道全日本建設運輸連帯労働組合

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