ニュース・気象情報 (ニュース・気象情報)
きょう付けの北朝鮮の労働新聞は、水中から地上攻撃が可能な戦略巡航ミサイルの発射実験を、昨日ミサイル総局が行ったと伝えた。実験には金正恩総書記が立ち会い、ミサイルは2時間余りにわたって楕円や8の字形の軌道で1500kmを飛行し、目標に命中したとしている。金総書記は「戦争抑止手段は徹底的に完備されている」と強調したとのこと。北朝鮮がアメリカ・トランプ政権の発足後にミサイルの発射実験を発表したのは初めてで、今年で最後の年となる国防5か年計画に沿って兵器開発を着々と進める姿勢を示している。また、北朝鮮外務省の対外報道室長が談話を発表し、米韓両軍が今月行った共同訓練などを非難したうえで、アメリカが北朝鮮を脅かすかぎり徹頭徹尾、超強硬に対応すべきだと主張した。