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北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記が造船所を訪れ、原子力潜水艦の建造を視察したと伝えた。北朝鮮は今年で最後の年となる「国防5か年計画」で原子力潜水艦の保有を掲げていて、開発を急いでいるものと見られる。北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは今日、金正恩総書記が海軍の幹部らとともに造船所を視察したと伝えた。金総書記は艦船や原子力潜水艦の建造を視察し、海軍の武力の精鋭化、核武装化は国防発展戦略の重要な内容だと述べたとのこと。そのうえでアメリカ軍の原子力空母や原子力潜水艦の韓国への入港を念頭に「わが国の主権と利益を脅かす敵の海上、水中での軍事活動を絶対に座視しない」と強調した。北朝鮮は2021年1月の朝鮮労働党大会で打ち出した国防5か年計画で、原子力潜水艦の保有を目標の1つに掲げていて、計画が今年で最後の年となる中、開発を急いでいるものと見られる。