首都圏ネットワーク (ニュース)
千葉県鎌ケ谷市に本社を置く鎌ヶ谷観光バスは地域住民の要望を受けて2014年から北総鉄道の新鎌ヶ谷駅と千葉ニュータウン中央駅との間で路線バスの運行を始め3路線で61便を運行していた。しかし会社側によると車両の修繕費がかさんだことや燃料費の高騰が影響し去年1月に2路線26便に減便しさらに今年度から時間外労働の上限規制が強化されたことによる運転手不足も重なり先月には1路線のみ、一日1便の運行となっていた。会社では今後の継続は難しいと判断し、ことし9月いっぱいで運行を取りやめて路線バス事業から撤退し観光バスや企業の送迎の事業に集中する方針を固め周辺の自治体と協議を重ねているという。鎌ヶ谷観光バスは地域住民からの要望で責任を感じてなんとか運行を継続してきたが経営も苦しくなり路線バス事業からの撤退を決めたとしている。