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南米ペルーを訪問している石破総理大臣は日本時間のきょう、調整を続けていた米国のトランプ次期大統領との面会を見送ることを明らかにした。同行している門脇記者のリポート。実現するかどうか注目を集めていた石破総理とトランプ氏の会談だが、最終的にトランプ氏側から、米国の法律上の制約などで大統領就任前は応じない方針を伝えられた。石破総理は南米から日本への帰路、米国でトランプ氏と面会すべく調整を続けていた。トランプ氏側は面会見送りについて、法律上の制約に加え、各国首脳から非常に多くの面会依頼が寄せられていることを挙げた。石破総理は「双方最も都合がよい時期に、なるべく早期に会談を行いたい」と意欲を示した。一方、石破総理が出席したAPEC首脳会議は、トランプ氏が関税の引き上げなど保護主義的な主張を強める中、自由で開かれた貿易・投資環境の実現などを盛り込んだ首脳宣言を採択し閉幕した。