大下容子ワイド!スクランブル (トップニュース)
鹿児島県では記録的な大雨となっている。きのう、鹿児島・日置市では激しい雨が降り、道路が川のようになった。台風12号はきのう午後5時すぎ、鹿児島・日置市付近に上陸し約半日かけて横断したが、鹿児島県では土砂災害や河川の氾濫が発生。24時間雨量が300mm以上となり、例年の8月ひと月分を超える雨が降ったところもあった。この時間は土砂災害警戒情報が鹿児島県に、大雨警報が宮崎県に、氾濫危険情報が万之瀬川水系、万之瀬川、加世田川に発表されている。台風12号はきょう午前9時に熱帯低気圧に変わった。今回の台風は鹿児島沖でいきなり発生した。最大風速が17.2m未満が熱帯低気圧、17.2m以上が台風と分けられている。風速の違いのため、熱帯低気圧になっても大雨に警戒が必要。まだ活発な雨雲がかかって鹿児島県では昼過ぎにかけて線状降水帯が発生するおそれがある。今後、九州南部、北部、四国にも活発な雨雲がかかる予想。夜遅くになると雨雲が弱まってくる。九州南部の雨量は150mmと予想され、土砂災害や河川の氾濫などに警戒が必要。脳科学者・中野信子は「沖縄では昔は遥か南で台風ができて徐々に近づいてくるので進路予測ができるから準備もできたが、最近は沖縄の近くでできるから困っていると話していた」、デーブ・スペクターは「これだけ大雨や台風が相次いでいると、運送も仕入れも大変だと思う」とコメントした。
きょうも関東から中国、四国にかけて猛暑日のところが多く、熱中症警戒アラートが19都府県に発表されている。関東甲信はゲリラ雷雨にも注意が必要。北海道は夜から大雨の可能性がある。北海道など北日本は低気圧が周期的に通って火曜から水曜も大雨のおそれがある。関東から西は来週も残暑が厳しそう。