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年末年始を迎えるにあたり各地では年末恒例行事のすす払いやしめ縄をかけ替える作業が行われた。国の史跡に指定されている岐阜県高山市の高山陣屋は主要な建物が残っている江戸時代の代官所跡で人気の観光名所の1つとなっている。朝から雪が降る中、陣屋を管理する職員25人が長さおよそ3メートルの竹の先に結び付けたささなどを使いながら門や玄関の軒下などにたまったほこりを丁寧に落としていった。一方、奈良市の世界遺産、春日大社では樹齢およそ1000年の杉のご神木のしめ縄をかけ替える作業が行われた。参加した地元の農家の人などははしごを使って古いしめ縄を取り外し竹ざおで高さを調節しながら新しいしめ縄を取り付けていった。