各地で準備 発行の意味は?

2024年7月2日放送 18:10 - 18:15 NHK総合
首都圏ネットワーク (ニュース)

20年ぶりとなる新しい紙幣がいよいよあす発行される。偽造防止の強化などが目的で、各地で対応するための準備が進められている。渋沢栄一の出身地、埼玉県深谷市の子どもたちが今の一万円札の福沢諭吉が育った大分県中津市の子どもたちとオンラインで交流した。渋沢栄一が邸宅を構えたゆかりの地、東京・北区に店舗がある信用金庫では、新紙幣の発行に合わせて渋沢にちなんだキャラクターのグッズを配ることにしている。新紙幣はあすの朝以降、日銀から各金融機関に引き渡され午前中に手にすることができる金融機関もある見込みだ。あすに迫った新紙幣発行、現金払いのこちらの店では発行に間に合うよう準備が進められている。店が発券機の更新を発注したのはことし3月。取り扱う企業では多くの依頼を受けていて調整の結果、きょう「横浜家系ラーメン中島家」は更新を完了したという。
キャッシュレスに言及金融機関のATMや自動販売機など相当な台数で対応が必要になるがその進み具合は業界によってばらつきが出ている。財務省が5月に行った調査の結果によると新紙幣の発行開始までにどの程度、更新が完了する見通しか見ていく。まずは金融機関のATMは9割以上、それから大手コンビニスーパーでは8割から9割ほどで更新作業が完了する見通しとなっている。次に公共交通機関。鉄道の券売機は8割から9割ほど程度で更新が進んでおり、路線バスは、ちなみにJR東日本や東海は対応が完了したという。それから路線バスの料金箱などでは6割から7割程度で更新作業が完了する見込みとなっている。一方でコインパーキングなどの自動精算機、それから飲食店の食券の券売機などでは5割ほどとなっていて、そして飲料の自動販売機は2割から3割ほどにとどまると見られている。ニッセイ基礎研究所・上野剛志上席エコノミストは「紙幣の需要がゼロにならない以上、新紙幣の発行は必要」と答えた。そのうえで券売機や運賃箱の準備が間に合わないケースが相次いでいることについては直前に需要が殺到しメーカーが対応できない事態を避けるためにも政府が主導してより計画的に切り替えを促す取り組みが必要だったと指摘している。


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