Nスタ (ニュース)
みのもんたさんが1日未明に亡くなった。80歳だった。司会者としてテレビで見ない日はなかったみのさん。TBSでも多くの番組に出演していた。1997年10月から始まったのが社会現象にもなった大人気番組「学校へ行こう!」。他にも多くの番組で司会に抜擢されていた。この忙しさに、みのさんは「暑い、寒い、疲れた、忙しい、この4つの言葉がどこかフッと浮かぶときは自分がダメな時。この4つは絶対に言わないようにしている」と語っていた。2005年3月からTBSで始まったのが、約9年間続いた朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」。番組を通して自分の気持ちを発信し続けていた。2006年には1週間で最も多く生番組に出演する司会者としてギネス世界記録にも認定された。持ち前の司会力で朝の番組を盛り上げた。その真骨頂が、怒りを露わにし、様々な問題を追及した。今は廃止されている公的年金より優遇された議員年金について取り上げると、不公平さに「いい加減にしろよ!」と喝。更に、当時の自民党・石破幹事長にも。2007年には研修中(テレビ初デビュー)の井上貴博アナと杉山真也アナとの共演。2008年、開通約1か月前の東京メトロ副都心線を取材した井上アナが生中継で朝から800mを全力疾走。怒り、笑い、時には涙も。家族の絆に涙を見せたみのさん。実は、この前日に妻・靖子さんが他界していた。最愛の人を亡くしたことを伝えず生放送に立ち続けていた。