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米穀安定供給確保支援機構は全国180の生産者・卸売業者などにコメ価格・需給の見方などを毎月調査している。結果は100に近づくほどコメ価格水準が前月より高い見方が強いことを示す。先月の結果によると、価格の現状を示す指数は83で前回5月の調査から10ポイント低下した。向こう3か月の価格の見通し指数は35と24ポイント低下。見通しの下げ幅は調査開始以降最大になった。調査した団体は、随意契約による備蓄米が本格的に出回り、価格が下がるという見方が強まったとみている。政府が放出した備蓄米の流通が進む一方、今後はことしの新米も並び始める見通し。
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