ZIP! SPORTS
来年1月2日と3日に開催される第101回箱根駅伝。これまで5校しか達成していない「大学駅伝3冠」に王手をかけている國學院大学。國學院大学・前田康弘監督は「今年のチームは平林清澄を中心に、まとまりのある國學院史上最強のチーム」と語った。この夏、最後の選抜合宿でチームを引っ張るのは、先月、イベントで自ら“ZIP!ポーズ”を披露してくれたキャプテン・平林清澄(4年)。平林は今年2月の大阪マラソンで、大学生にして初マラソンの日本最高記録で優勝。そんなキャプテンに後輩たちも刺激を受けているそうで、平林は「強くなりたいという意欲・意志が、下からひしひしと感じる。うかうかしていられない」と話す。後輩の高山豪起(3年)は自ら志願し、チームより先に10キロを走り込んでいたが、そのままチームと合流して30キロ走をスタート。高山豪起は、キャプテンの後ろでしっかりと走りきった。優勝した出雲駅伝と全日本大学駅伝のメンバーは、4年生が2人のみ。箱根駅伝では、5人の4年生がエントリーした。夏を乗り越えて進化を証明した國學院大学は、力を合わせて箱根駅伝で初の総合優勝を狙う。