Nスタ (ニュース)
元日に発生した能登半島地震からまもなく1年。指に重い傷を負った吹奏楽部員が、大好きな楽器を吹けなくなっても前向きに将来に向かう姿を取材。輪島市の祖父母宅に帰省していた片山彩菜さんは、道路と電柱の間に左手の指を挟まれ、いま人差し指の関節を動かすことができない。担当楽器はホルンだった。治療を受けた看護師と再会。治療に携わった看護師・山下明美さんは「元気な様子がわかってとても嬉しい」。片山さんは災害医療に携わる理学療法士になるため大学に通っている。片山さんは「支えにもなりたいし笑顔がみられるようにしていきたい。あの経験がなかったら災害医療に携わろうとも思わなかったかもしれないので大きい経験だった」。音楽についても新たな一歩。左手をあまり使わない金管楽器のメロフォンを手にとる。
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- 輪島市(石川)令和6年能登半島地震