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観光地のトラブル・混雑対策として、値上げや新たなルールの導入に踏み切るところが増えている傾向にある。代表的な例が富士山で、静岡県側の3つの登山道でも今年から入山料4000円を徴収することにした。午後2時から翌午前3時までの通行規制も導入されている。初日登山者数は923人で、去年比で2割ほど減ったという。京都は、AIを使った混雑状況の情報公開を行っている。京都市観光協会では、ウェブ上で京都観光快適度マップを公開している。北海道美瑛町では白金青い池の立入禁止エリア内に侵入する人が相次いでいることから、おととしからAIを導入したカメラを設置している。禁止エリアに観光客が侵入すると、AIが検知しスピーカーから多言語で警告を行う。これで劇的に侵入行為が減ったという。