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先月、日本生命が行ったアンケートによると「今年の夏休みの過ごし方」についておよそ半数の人が「自宅・自宅周辺で過ごす」と回答し2位の「国内旅行」や3位の「近場のレジャー」を大きく引き離した。また夏休みの平均予算は5万8000円と去年より1000円増えた一方で「減らす」と回答した人の割合は去年より増え「増やす」を上回った。
インバウンド客の増加や物価上昇などの影響で宿泊料が高騰。旅行離れが加速する中、改めて注目されているのが定額制宿泊サービス「ホテルサブスク」。東急が運営する「TsugiTsugi」は去年5月に正式事業化し、わずか1年ほどで会員数は8万5000人に。月2泊から30泊までのプランがありどのプランでも同伴者1人無料。宿泊可能施設は東急グループのホテルをはじめ全国200カ所以上。現在会員のおよそ8割が仕事をしながらワーケーションなどで利用しているというが、ライフスタイルに合わせより多くの人に旅行を楽しんでもらいたいという。先月4日から交通5社(TsugiTsugi、ソラシドエア、スターフライヤー、JR九州、ニッポンレンタカー)が連携し九州沖縄オフピーク旅促進プロジェクトを開始。割引やキャンペーンを行いオフピークに手ごろな価格で旅行してもらうことで満足度を高め再訪客を増やしたい考え。