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大関昇進後初めて優勝してから一夜、大の里が会見で喜びを語った。次の夏場所では、日本出身力士として8年ぶりの横綱を目指す。8年前、日本出身力士として横綱に昇進したのは、師匠である稀勢の里(現・二所ノ関親方)。この時は約19年ぶりの日本出身横綱の誕生。大の里は二所ノ関親方のもとで稽古を重ね、初土俵から約1年で大関に昇進した。親方を目標に成長を遂げてきた。勝利の裏には師匠から「最後は稽古をしたやつが勝つから」とアドバイスがあったことを明かした。通算3度目の優勝は師匠の優勝回数を上回った。来場所は史上最速となる13場所目での横綱を目指す。「焦ることなく自分のペースでやることを信じて頑張りたい。親方に大関に上がった時に「大関とは」ということを教えてもらって、「横綱とは」ということもお話ししていただいた。簡単になれるものじゃないと思っているので、少しでも近づけるように頑張りたい」と語った。