大原美術館と受胎告知 マリアの星を残す意義

2026年6月28日放送 16:17 - 16:21 テレビ東京
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1930年、大原美術館が開館。倉敷の実業家・大原孫三郎と西洋画家・児島虎次郎が創設に関わった。2人はアーティストと支援者の関係だった。児島虎次郎は印象派のようなタッチで描く風景画を得意としていた。東京芸大を卒業後、孫三郎の援助でヨーロッパに留学し、大きく画風を変えた。帰国後、虎次郎は孫三郎に「日本も本物の西洋画を手に入れるべき」と提言。初めて買い付けたのがアマン=ジャンの作品。その後虎次郎は何度も日本とヨーロッパを往復し、数々の名画を収集した。しかし若くしてこの世を去ってしまう。そんな虎次郎の集めた作品を世に広めるため、孫三郎が作ったのが大原美術館だった。美術館を代表する作品が「受胎告知」。虎次郎が買付け、孫三郎が展示したとき、マリアの頭上には既に12の星があった。この星を消すことは2人の思いをないがしろにすることになる、街の思い出も消えてしまう。だからこそ美術館は星を残すことに決めたのだという。


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