列島ニュース (長野局 昼のニュース)
台風10号はきのう熱帯低気圧に変わったが、日本海から延びた前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、県内はきょうも大気の状態が非常に不安定となる見込み。この為、今夜初め頃にかけて雷を伴って激しい雨が降る所がある見込みで、1時間に降る雨の量は北部・中部・南部の多い所で30ミリと予想されている。また、明日午前6時までの24時間に降る雨の量は北部・中部・南部の多い所で60ミリと予想されており、発達した雨雲がかかり続けた場合は警報級の大雨となる可能性がある。気象台はこれまでに降った雨で地盤の緩んでいるところがあるため、少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれもあるとして今夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。