ダーウィンが来た! 第2章 本領発揮!驚異のハンティング
枇榔島から北東に80kmの豊後水道でオオミズナギドリの狩りの様子を撮影。オオミズナギドリの獲物は小魚だが、小魚は大きな魚に襲われると海面近くに溜まる習性がある。オオミズナギドリは目ざとくその瞬間を狙っている。また脚の水かきをフル活用すれば水中の魚も海に潜ることで捕らえることができる。こうして獲た魚を消化し胃の中に栄養をためヒナに与えている。
狩りを終えた親鳥たちは森の中へ。一心不乱にヒナの待つ巣に帰ると口移しでエサを与える。
ある日巣穴に設置していた定点カメラにハシブトガラスがオオミズナギドリのヒナを襲う様子が映されていた。時にこうした悲劇に見舞われることもある。
ヒナの誕生から3か月経った11月。オオミズナギドリは越冬のため5000kmも離れたボルネオ島やニューギニア島に沖へ渡る。親鳥は一足早く島を旅立ち、ヒナも半月以内に海を渡る予定だ。誰からも教わることなく5000kmの旅路につく。
