大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
MVPとは全米野球記者協会所属の記者30人の投票でアメリカンリーグ、ナショナルリーグから1人ずつ選出。今回、大谷翔平は3度目の受賞。満票での3度目の受賞、DH=指名打者での受賞はメジャーリーグ史上初の快挙。大谷はMVP受賞について「ドジャースを代表してもらったと思っている。シーズン、ポストシーズン、ワールドシリーズもみんなでつかみ取ったものだと思っている」とコメントしている。これまでMVPを3度獲得した選手は11人いるが現役選手などをのぞけばいずれも殿堂入り。
大谷翔平の今シーズン159試合に出場。打率3割1分、本塁打54本、盗塁59、安打197本、二塁打38本、打点130。メジャー史上初「50−50」達成。ドジャース移籍1年目で悲願のワールドシリーズ制覇を果たした。大谷選手は今年は結婚もしたが、よい家庭環境を築いていると思われる。
大谷翔平は去年、右ひじの手術を受けた影響で今シーズンはバッターに専念。先月26日にはヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼。今月5日、内視鏡による手術が成功。来年2月の春季キャンプに間に合う見込み。今回、MVPを受賞した大谷は来季について「サイヤング賞(投手の最高栄誉)も欲しいか」と聞かれ「そうなれたらもちろん最高。まずは復帰してさらに強くなり自信をもって(マウンドに)あがることが目標」と答えている。一方で、そろそろ打者に専念しては、という声も出ている。