大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS
きのう、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが大阪・関西万博を訪れ、日本館などを視察された。微生物によって分解されるプラスチックでできた器などを見て、「日本の技術力によってどのような将来が導かれるのかというのを見せていただけたような気がします」と感想を述べられた。閉幕まで3週間を切った大阪・関西万博。閉幕後のレガシーとしてシンボルである大屋根リングの今後が注目されている。万博は開幕直前まで建設費用の増大が問題となっていた。中でも大屋根リングは特に負担が大きく、当初180億円とされていた総工費は最終的に約350億円に達した。16日に行われた検討会では1周約2kmあるリングのうち、北東部の約200mを人が登れる形で残す方向で検討することになった。改修費は最大で約76億円と見込まれ、10年間の維持管理費は約16億円が必要な見通し。大阪府・吉村洋文知事は「財源については黒字化が見えてきている状況だから、剰余金を使って大屋根リングの一部を今と同じ形で残すべき」と述べた。一方で、関西7大学や学校法人のトップらは22日、「できる限り多くの部分を残すべきだ」とする意見書を大阪市などに提出。大屋根リングを含め、万博のレガシーは太陽の塔のように長年にわたり愛される存在となるのか。
