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東京新宿区のスーパーで春キャベツが1026円に。異例の高値となっているキャベツ。去年の同じ時期のキャベツの卸売価格は1kgあたり71円でその後大幅な変動はなかったが、今月に入り急騰し1kgあたり222円と約3倍に値上がりした。高騰の原因は天候不順。農林水産省によると、最近の雨の影響で気温の変化が大きく出荷量が減少のためとしている。関西風の鉄板焼き料理が楽しめる店では焼きそばにもやしを増量し、キャベツではなく白菜やニラで代用していた。鉄板焼きの下に敷くキャベツももやしに変更。キャベツが欠かせないとんかつ料理店では、一部メニューでキャベツのおかわり無料としているが仕入れ値は先月の2倍以上になったが我慢の時期と話す。今後の卸売価格について農林水産省は「天候次第」としている。キャベツの他に高騰しているのがブロッコリー。日本農業新聞が全国から集計した今月のブロッコリーの卸売価格は平年の2.5倍となった。東京都内のスーパーでは平年の2倍以上の価格で販売する店も。埼玉県内のブロッコリー農家では、春先の天候不順と高温で生育が2週間ほど遅れているという。独立行政法人農畜産業振興機構は「今後ブロッコリーの産地がうまく切り替われば収穫量は平年にように戻る」と話している。