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NASA(米航空宇宙局)やNOAA(米海洋大気局)は、太陽の活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表した。極大期には太陽表面の巨大な爆発現象「太陽フレア」などが発生し、その影響でGPSや一部の無線通信、送電設備などに不具合が出るおそれがあるとしている。また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラがより緯度の低い地域で見える可能性が高まり、ことし5月には太陽フレアの影響で日本を含む世界各地でオーロラが観測されたほか、アメリカではGPSを活用したサービスで太陽フレアが原因とみられる不具合が確認されるなど経済活動にも影響が出た。NASAなどによると、この状態は今後1年は続く可能性があるという。