博士ちゃん×池上ニュース 池上彰 ニュース解説90分 あの問題が日本を変えた!!
1994年、赤ちゃんの名前が日本を揺るがした。悪魔ちゃん命名問題。親が「悪魔」と命名しようとしたが役所が拒否した。親は常用漢字だと主張。裁判に発展。結局名前は変更された。命名に関する倫理観が問題になった。今年、子供の命名についてルール変更があったという。松嶋尚美さんの娘は「空詩」と書いて「らら」と読み、キラキラネームだといわれているとのこと。子どもの名前についてルールを確認。常用漢字+人名用漢字が使える。家庭裁判所が認めて使えるようになったという。非常識な命名の場合、役所は拒否できるという。法務省は名前によっては受理を見送り法務局に確認するという。キラキラネームは増えている。「詩」と書いて「ぽえむ」と読むとのこと。「七音」と書いて「ドレミ」と読むという名前がある。いまは事実上キラキラネームが使えなくなったという。出生届提出時にフリガナを戸籍に記載する。改正理由は、事務処理の負担軽減や複数のフリガナ使用防止など。これまで読み方を規制する法律はなかった。氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものとなった。改正戸籍法では全国民の読み仮名を初めて登録。来年5月までなら、常識的に読める範囲なら読みがなを改名できるという。
