サン!シャイン (ニュース)
スズメバチが猛暑の今年は危険性が増大。スズメバチによる被害が最も多くなるというこの時期。サン!シャインは駆除業者に密着。驚きの実態を目の当たりにした。
今月15日、駆除歴11年の植松さんがやって来たのは都内の住宅街。スズメバチの巣は意外な場所にあった。裏庭の叢に隠れるようにできていたのは直径20センチほどの不気味な巣。コガタスズメバチ。オオスズメバチが土の中などに巣をつくることが多いのに対し、コガタスズメバチは都市部や市街地にも巣をつくる年適応型なのが特徴。体長は2~3センチほど。さっそく防護服で全身を包み近づく。すると10匹以上が巣を取り囲む警戒モードに。黒いものに反応しやすい性質のため撮影用のカメラをしきりに攻撃。何度も針を刺している。カメラを近づけると巣の入口で門番の役割をするハチが警戒していた。巣の中を除くとたくさんの働き蜂と卵が確認できる。依頼人の杉浦さんが見守る中、殺虫剤を手に再び接近。一気に殺虫スプレーを噴射。あっという間にハチの勢いは収まった。そのまま巣を枝から切り離すと再びハチの巣が作られないように特殊な薬剤を吹きかけて駆除作業は完了。駆除費用は1万7600円だった。次の現場で待ち受けていたのはさらに凶暴なキイロスズメバチだった。