首都圏ネットワーク (ニュース)
首都圏からも多くの登山客が訪れる富士山で、きょう静岡県側でも山開きを迎えた。山梨県側では一足先の今月1日に山開きしていて富士山は本格的な夏山シーズンに入る。富士山のふもと静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社では、地元の観光関係者らおよそ300人が参加して開山式が行われた。静岡県側の登山ルートのうち富士宮口6合目では山開きを今か今かと待つ大勢の登山者が見守る中、開山を宣言すると登山者たちは続々と山頂を目指して登山道を登り始めた。富士山を巡っては今シーズンから登山者の安全を守るための新たなルールがスタート。今月1日に山開きを迎えた山梨県側の登山ルートでは登山者数や通行時間などの規制が行われている。静岡県側ではことし、オンラインで事前に情報を登録してから登ることが求められている。登山ルートや山小屋での宿泊の有無などの事前登録を求めるシステムの運用が始まった。登録を済ませていない場合はその場で登録を求めるという。