遠くへ行きたい 遠くへ行きたい
寺島進が米子市淀江町へ。この街には伝統の手仕事があるという。やってきたのは淀江傘伝承の会。江戸時代からさかんに作られたのが国産の淀江傘。昭和に入り洋傘が普及しはじめると徐々に衰退。そんな中で伝統の技を守りついできたのがこの工房。その作り方を学んだが木組みをし同張りという作業でわらび粉で作った糊で和紙をはる。和紙は因州和紙で破れにくいという。寺島進も挑戦し傘が完成した。
次に向かったのは湯梨浜のJR松崎駅へ。日本海とつながる東郷湖は海水と淡水が入り交じる汽水湖。このあたりが温泉地になったのは江戸時代。千年亭の初代当主が東郷湖の湖底から湧き出る源泉をみつけたのが始まり。寺島は温泉を楽しんだ。湯上がりの温泉街を行くと東郷湖でとれた鬼蜆を選別している男性が。松本力さんはシジミ漁師だというが、笑酒 繁じょうという松本さんの店で鬼蜆をいただく。鬼蜆のバケツバター炒めの味に寺島は美味しいと味を絶賛した。