グッド!モーニング (ニュース)
公明党の斉藤代表は、きのう、中国共産党最高指導部のひとりである王滬寧政治局常務委員と会談した。王氏は、ともに手を携えて挑戦に対応すべきだと発言。アメリカの大規模関税を意識していて、中国側が最も伝えたいメッセージとみられる。習指導部が日本の議員訪中を積極的に受け入れるのは、アメリカの同盟国である日本も中国を重視していることをアピールし、アメリカを牽制する意図があるとみられる。一方で、中国が日本に抱く「対米追従」という不信感が消えたわけではない。習指導部が警戒するのは、アメリカが関税を武器に他国に中国と手を切るよう迫る事態だ。中国は、世界各国のモデルケースとなり得る日米の関税交渉を注視している。(毎日新聞)