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アメリカはメキシコとカナダへ対する関税を4日から課すとしてきたが、両国首脳との電話会談によって1か月停止したという。薬物や移民への対策を両国が約束したためとしている。関税発動までわずか数時間前まで迫る中での対応となった。アメリカでも食品から電子機器まで様々な物の値段が上がることが予想される中での対応だが、トランプ大統領は世界のすべての国からぼったくられてきたなどと主張する様子も見られる。カナダ・メキシコ共に報復を表明していて、カナダではスポーツイベントでアメリカの国歌斉唱に対してブーイングの嵐が聞かれ、アメリカ製ウイスキーが撤去されるなどした。ダウ先物も大きく下落しているが、合意を受けて大きく反発した。メキシコのシェインバウム大統領は不法移民とフェンタニルの流入対策として国境に1万人を配備する方針を明かし、トランプ大統領はなかなかよいとコメントしている。一方でカナダについてはタフだったがと話していたが、トルドー首相も合意を発表し13億ドルの予算で国境を監視するとともにフェンタニルの密輸に対処するとともに麻薬カルテルをテロリストに指定する等としている。