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7日、藤井聡太七冠の半生を初めて描いた絵本が発売され大きな話題となっている。藤井七冠だけでなく今、現代の偉人を扱った絵本が増えている傾向にあるよう。藤井七冠は「世界各地から将棋会館に集まってもらいうれしく思った」とコメント。おととい新しくなった東京・渋谷区千駄ヶ谷・将棋会館での初イベントとなる国際将棋フォーラムが開催された。将棋の海外への普及を目指すイベントでは、45の国と地域から51人が参加する将棋トーナメントが実施され、優勝した中国・許諾さんと藤井聡太七冠の記念対局も行われた。対局は、藤井七冠が角を持たない角落ちで行われたが藤井七冠が貫禄を見せ、勝利を飾った。海外プレーヤーの間でも人気だという藤井七冠のある本が今、話題となっている。
7日に発売された絵本「ぼくは将棋で世界をえがく 藤井聡太ものがたり」。幼少期におじいさんから将棋を教わりその面白さにのめり込む様子や最年少でプロ棋士となり数々の記録を達成する歩みが色彩豊かに描かれている。発売前から書店からの問い合わせが多く、すでに重版が決定。子どもの本とおもちゃの専門店「クレヨンハウス東京店」(東京・武蔵野市)には、この週末、多くの親子連れが藤井聡太七冠の絵本を手に取っていた。藤井七冠の話をもとに作られた絵本の内容について藤井七冠は「なにかに夢中になれることを見つけることが集中するための一番の近道なのだと思う」と語った。