列島ニュース 盛岡局 昼のニュース
大船渡市の山林火災に伴う県の復旧・復興推進本部会議がきょう開かれ、これからの大雨シーズンに向け、住民からの懸念の声が上がる土砂災害を防ぐための対策などが報告された。住宅が被害を受けた人向けに大船渡市内の2ヶ所で建設が進められている仮設住宅について、来月中の入居開始を目指して整備が進められていることなどが報告された。焼けた山では土砂災害が発生するリスクが高まっていると懸念されていることから、大型の土のうを設置する応急的な対策を行うとともに、中長期的には砂防えん堤などの整備も検討していくとのこと。対策にかかる費用を盛り込んだ総額34億円余の県の補正予算案は、きょう午後開かれる臨時の県議会で審議される。