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岸田政権のこれまで。岸田首相は2021年10月に第100代首相に就任。宏池会からの首相誕生は30年ぶり。直後に衆院を解散し、自民党は絶対安定多数の議席を獲得。最重要政策には新しい資本主義の実現を掲げた。安倍元首相の国葬を巡って世論の賛否がわかれ、閣僚、自民党議員と旧統一教会の関係が政権運営に影を落とした。一方、安保政策を転換。反撃能力の保有を決め、防衛費増額を打ち出した。去年には電撃的にウクライナを訪問。G7広島サミットでは、自由で開かれた国際秩序の維持・強化の重要性を国内外に発信した。エネルギー政策では、東京電力の処理水の海への放出も開始。少子化対策、物価高騰対策などにも取り組んだが、自民党派閥の政治資金問題が立ちふさがった。改正政治資金規正法が成立したが、パーティー券について公明党に譲り過ぎだと党内からも批判があがり、内閣支持率も20%台まで下落した。