NHKニュース7 （ニュース）
秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまが、成年にあたって初めての記者会見に臨まれた。悠仁さまはまず、岩手県などで発生している山林火災に触れられた。18歳の誕生日を迎え、成年皇族になられたことについては「周りの方々からご助言をいただきながら一つ一つに丁寧に取り組み、成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたい」。悠仁さまが誕生されたのは平成18年9月6日。皇位継承権を持つ男子の誕生は、秋篠宮さま以来41年ぶりで、2人の姉にかわいがられて過ごされた。幼いころから、昆虫やその成育環境に強い関心を持ち、赤坂御用地などでトンボ類の生態調査を続けられた。ご自身の家族については、一人一人が大切な存在であると考えていると述べられた。来月、筑波大学に進学される悠仁さま。会見で海外留学について聞かれると「今までとは異なる経験をすることができたり、さまざまな国や地域から集まった人々と出会えたりすることができる。家族の意見もよく聞いて検計してみようと思います」。象徴天皇の存在や皇室の在り方について、皇位継承順位第2位の悠仁さまは「象微天皇の存在につきましては常に国民を思い国民に寄り添う姿ではないかと思います。皇室のあり方につきましても天皇陸下のお考えのもと人々の暮らしや社会の状況に目を向け続けていくことが重要であると思います」と話された。