NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
カンボジア当局は25年7月以降、特殊詐欺の拠点を600ヶ所余り摘発した。日本の警察官のニセ制服、手帳の他、AIを使って顔を加工できるソフトウェアなどが押収された。警察庁の有識者会議ではトクリュウの対策の提言をまとめ、森元良幸官房長に手渡された。23年の広域強盗事件、翌年の連続強盗事件などでは匿名性の高い通信アプリが使われ、警察は押収したスマホを解析して指示役、上位メンバーの検挙につなげてきた。ただ、捜査には時間がかかり、事件後にしか計画、指示内容を把握できない。新たな対策では限られた警察官が裁判官から許可を得た上で、指示役、実行役らの通信内容を遠隔で把握し、犯罪の予防につなげるとしている。通信の秘密や個人のプライバシーにも関わる手法になるため、導入にあたって厳格な要件を定めるとしている。関西学院大学の小西准教授は適正な運用を確保するために必要なこととして、対象となった事件や数などを国会に報告し、定期的に公表するべきなどと指摘する。
