ドキュメンタリー「解放区」 憂いの姿
2024年1月1日、富山市内は新年の穏やかな空気になっていたが能登半島地震が発生し、深刻な過疎化と高齢化した地域を直撃した。氷見市姿もその一つであり、2023年12月時点で57世帯127人が暮らしていたがライフラインが絶たれ、地区の集会場に地区の半数以上の住民たちは身を寄せ合った。桑原親子も避難しており家は全壊し行く場がないなどと語った。氷見市姿では全壊6棟・半壊9棟・一部損壊74棟となった。地震から一ヶ月、19世帯が2次避難していた。1月30日、施政方針演説で岸田総理(当時)は被災者に寄り添い生活を支え、再建まで責任を持って取り組むとしていた。