イット! ソレってどうなの?
来場者数が500万人を突破した大阪・関西万博。万博会場のエスカレーターでは2列並びが定着している。夢洲駅ではLEDライトで立ち位置を照らすなど片側空け防止の新機能が搭載されたエスカレーターが登場している。専門家によるとエスカレーターの片側空けが始まったのは大阪は行動経済成長期の1967年ごろ、東京はバブル期の1989年ごろ。万博で2列並びが定着している理由は、眺めを楽しむ人が多いためとのこと。最近は転倒事故などを防止するため全国で安全な利用を呼びかけるキャンペーンが行われている。きょう仙台駅では仙台市交通局の職員がエスカレーターの両側に立ち止まるよう呼びかけていた。名古屋市ではおととし10月からエスカレーターで立ち止まることを条例で義務づけている。埼玉県でも条例で立ち止まった状態で利用しなければならないと定められている。専門家はエスカレーターの2列並びが定着するためには我々一人一人の問題だと考えることが大事だと見解を示した。