Q-1 知の甲子園〜世界を変える9分間〜 Q-1 知の甲子園〜世界を変える9分間〜
青森県名久井農業高等学校 栽培環境班の4人がプレゼンを行った。日本は世界第2位の農薬使用国。使用範囲の広い除草剤が生産量の約40%と一番多く、中でも便利な液剤が主流。農薬散布におけるミストの飛散・ドリフトの懸念がある。途上国では除草剤を含む農薬で毎年たくさんの人が亡くなっている。青森県名久井農業高等学校は農薬使用量の削減とドリフトの抑制が鍵だと考え、農薬を減らして環境にも優しい散布法を開発。それは、自然由来の素材を使った泡で農薬散布すること。泡散布はミスト散布の半分の作業時間に抑えられ、泡散布は風に飛ばされにくいことを実証した。プレゼンが終わった後は専門家や審査員による質疑応答に答えた。