めざましテレビ NEWSカイトウ
“ナフサショック”が起きている。カルビーではきょうの出荷分からポテトチップスの一分商品でパッケージが白黒になる。またカゴメでは今月下旬頃から当面の間トマトケチャップの一分商品についてパッケージの印刷部分を減らす。そして日清製粉ウェルナは6月にかけて順次パスタを束ねるテープに表示していた茹で時間表記をなくす。ファミリーマートもプライベートブランドのパッケージのロゴマークについて白黒化を検討。こうした中高市早苗総理は、先週木曜中東情勢に関する関係閣僚会議の中で、供給の偏りや流通の目詰まりを解消するよう指示したという。これまで政府は輸入ナフサについては「中東以外からの輸入量が情勢緊迫化以前の3倍になっている」とし、ナフサ製品については「年を越えて供給を継続できる見込み」としていた。石油化学コンサルタントの柳本浩希氏は「とくに足りていない分野にとっては目詰まりといったところが深刻になっている」などコメント。目詰まりの正体1は在庫の偏り。柳本氏は「ナフサと言っても、これを熱分解して得られる素材は様々。この中でエチレンやプロピレンは大体半分とれるが、多くはもともと輸出していたため、輸出をきって国内に向ければ国内の需要は賄えるというバランスになっている。ただトルエン、キシレンについてはもともとナフサから分解しても7%程度しかとれない。不足感が強くでている。ナフサからキシレントルエンだけを綺麗にとることはできない状況。一筋縄ではいかない」などコメント。2つ目の正体は「出し控え」。柳本氏は「販売するメーカーとその中間業者。この両者で出し控えが起きている」など指摘。
