今回のチャールズ国王夫妻の訪米をめぐってはSNSで2つの話題が注目されている。一つはトランプ大統領の“あの行動”。チャールズ国王夫妻をホワイトハウスで出迎えた際の握手。2017年にホワイトハウスを訪れた当時の安倍晋三総理。バランスを崩すほどの力強い握手。フランスのマクロン大統領も。しかし、今回のチャールズ国王はトランプ氏の握手に動じることなくしっかりと踏みとどまっているように見える。もう一つはホワイトハウスが投稿したチャールズ国王とトランプ大統領の写真がSNS上で物議を醸している。チャールズ国王の訪米翌日にホワイトハウスが公式Xに投稿したトランプ大統領がチャールズ国王と談笑する写真。この投稿の説明には「TWO KINGS.=2人の王様」と書かれ、横には王冠の絵文字が並んでいる。アメリカでは2025年以降、強権的な政権運営を進めるトランプ大統領に抗議し、「NO KINGS」と題したデモが起き、3月には全米3300カ所800万人以上が抗議の声をあげていたと主催者は発表している。ただ、トランプ大統領は先月25日のホワイトハウス記者会の夕食会の銃撃事件で、容疑者が「NO KINGS」活動に参加していたことに触れ、「私は王ではない」と語っていたという。にも関わらずの王様投稿。アメリカのニュースメディア「ポリティコ」はこの投稿をホワイトハウスがNO KINGS運動を挑発と分析している。SNSではカリフォルニア州のニューサム知事が「一人はイギリスの王様もう一人はでたらめの王様だ」とするなど批判する投稿が相次いでいる。
